ドラえもんの映画を見て少し涙して、のび太くんに拍手を送り、この内容を小学生や幼稚園児が分かるのかはさておき久しぶりに良いなと思った。
皆んな仲良く、争いが無く、勉強も出来て、運動も出来て、仕事を皆んなが真面目にし、食に困らず、パーフェクトに生きると言う世界理想郷ユートピアに行き着き、シズカちゃん、ジャイアンやスネ夫の変化に違和感を覚えるのび太くん。
感情を支配しコントロールすると管理しやすく、大きな問題が起こらない世界の方が良いのか?と言う問い。
世の中には良いと言われるような情報が沢山ある。情報が有り過ぎて何を信じるのか。何を大事にするのかも各々に問われている。
先日、保護者からもっと試合中に声が出ると良いですね〜と言われた。
負けてるときなどに静かになる様子のことを指しているのかと思いつつ私は答えた。
では、皆さんも必ず声って出しますか?と。
もちろん声を出すことを否定してはいない。声を出して鼓舞することは大事と思う。歌を歌うと元気になるなど良いことは分かる。
しかし、声が出ない背景や個々の感情をこちらが勝手に決めるのはいかがなものなのか。「声を出せ!」などのように半ば強制的にもとめるのは違うと思ってしまう。
悔しくて黙るときもある。冷静に淡々とやり返そうと思っている時もあるだろう。
つまり、声を出すことが目的ではない。声を出すことが良いと言う価値観に危険を感じる。声を出すことが目的になり、どこか胡散臭い人をつくることがどうなのか。
自分は嘘くさいことが嫌いである。作られた良いこと、作られた幸せ。人生においての行動には人それぞれの価値観がある。常に自分で納得感を持って行動したい。ひとまずやってみよう!の精神も嫌いではない。伝えることは良いと思うが、選ばしたい。
なので、自分が声を出して鼓舞することはあるが選手に強要はしたくない。
選手が自分で良いと思うことを自ら選び、経験し、問いを重ねて、自分に納得感が出てくるまでのプロセスと形成される価値観がとても大事である。
のび太くんの違和感が今後の世界を救う。
子どもたちだけではないが、世の中に何を大事に生きるのかを問い続けていける組織、コミュニティを持ちたい。
さいたま市西区指扇にある、一(いち)サッカーチームがその場である。
皆んなで創っていきましょう
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