「ナイスチャレンジ!」
「チャレンジしろ!」
よく聞く言葉だ。
指導者はその選手のチャレンジはどうだったのかを見極めることが大事である。
選手が何を見てプレーを決めたのかを見ないといけない。
一見上手くいったプレーも選手は最初からプレーを決めていて実行した結果上手くいった場合がある。
逆に同じようなプレーもミスをする時がある。
他に選択肢が無かったか?と問えば理解はして、次はその選択肢を選ぶ。
その選択肢を選んだ結果も上手くいった時とミスの時がある。
その比率が低い選手は選択肢はあるが判断する基準がないと思われる。
何を見て判断するのか。
よく「判断しろ!」と言うワードが飛び交うが判断は選ぶものがあることと、選ぶ基準がないと判断は出来ない。
大きく言えば原理原則である。
ただ、サッカーの原理原則と説いてもゴールを目指すことしか子供からは出ない。
なのでゴールを目指すのに何が良い選択だったのかを理解させることが大事になる。
どの判断が有効なのか?
そんなことを強く求めるとサッカーには正解があるような感じさえする。
サッカーに正解はない
よくそんな話がでる中である程度の正解はあるのかとも私は思っている。
正解があるから子供もテストみたいで硬くなるし、自信がない子もでてくる。
勉強みたいにしたくはないが最低限は必要。
その加減が難しい。
指導者は子供が正解を見つける過程をサポートしたい。
どこでつまづいているのか。
何が上手くいってないのか。
チャレンジしろ!の言葉を深く捉えたい。