2022年05月06日

評価軸を自分で持とう


人と比べた人生は辛い
自分の幸せを決められないのは辛い

自分の意志を大切にして生きていきたい。

サッカーや、スポーツ、勝負の世界においても結果や評価が楽しいの軸なら諸刃の剣である。

それは、勝つまでのプロセスが楽しくない。勝てなくなったらつまらないから。

勝つまでの過程を楽しめると、勝てるか負けるかの勝負を楽しめるようになる。

それは、非認知能力を養い、自制心を養い、耐え抜く力を養うことになる。

その為には普段から自己解決能力を必要とする環境づくりや、メディアや大人たちの一方的な価値観の植え付けなどを考え直さないといけない。
これも日々の訓練であるから、大人たちの子供への携わり方で大きく変わると思う。

そのためには、まず保護者や僕ら自身が自分の軸をしっかりと持ちたい。

自分の意志は何なのか。
自分との対話でしか答えは出ない。

その自問自答は、他人とも対話出来る力を育む。
相手が子供でも、その価値観を認められる人でありたい。
posted by メガネコーチ at 14:40| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年04月15日

自己決定

物事には多面性がある。
善か悪かの二元論で見ると良くない。
見る角度を変えると見え方が違う。
裏と表があるのだから常に冷静に物事を見なくてはならない。

また、その多面を見た上で、どうするかを決めるのは自分である。
他人に委ねることは楽なのかもしれないが、それは自分の存在意義がなくなる。
世の中、学校、テレビ、親、友達など色々と色々な価値観の情報に溢れている。
その色々な世界で自分は何を大事にするのか、自分はどうするのか。
どう生きるのか、何を選択するのか。
どう死ぬのか。

自分が選んだことに違うと思い考えを改めることも問題ない。
世の中が生産性重視の流れにある中で、人生も無駄なく最短で生きなくてはならないと言う風潮に感じる。
今までは表だったと思ったが裏を学び自分の考えを改め、裏でも表でもない自分の考えがでてくるかもしれない。
それは決して無駄なことではない、無駄な時間でもない。
自分が考え続けていると言う過程は自分の新たな思考に必ず役に立つ。
自分で思考していないとメディアや世の中に進む道を決められてしまう。
知らない間に必死に働かされていく人生になる。
この人生が良いとか悪いとか言ってはいない。

自分でちゃんと選んで生きられたら良いよね!?
と投げかけている。

人生の正解はない。
幸せを感じるのは自分の物差し、他人や世の中が決めることではない。
マネー社会の資本主義に生きる以上お金の奴隷になっている人間だが、人間らしくいるための唯一の意志を大事にしたい。
「自己決定」

幼少期から自己決定能力を教育で付けさせないといけないと感じている。
自分で物事を判断していかないと自分の課題設定も出来ない。
学校、コーチ、親の言うことを文句も言わずに行う子はどうなっていくのか?
自己啓発の本も色々とあるが、僕ら指導者が今の子どもたちへの携わり方がとても大事になると思う。
礼儀の人間教育をうたう集団が多いが、もっと大事な人間の根本、意志を持たせられたら礼儀も自ずとついてくると思う。
自立をうたうなら信頼し、見守り、我慢する。
先々どうなってることをイメージしたい。
と言うが簡単なことではない…。
日々精進である。

posted by メガネコーチ at 09:48| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年03月12日

経験

経験:人間が外界との相互作用の過程を意識化し自分のものとすること。人間のあらゆる個人的・社会的実践を含むが、人間が外界を変革するとともに自己自身を変化させる活動が基本的なもの。(広辞苑引用)

補足
@外的あるいは内的な現実との直接的接触
A認識として未だに組織化されていない、事実の直接的把握
B何事かに直接ぶつかる場合、それが何らかの意味で自己を豊かにするという意味を含むこと
C何事かに直接ぶつかり、そこから技能・知識を得ること

経験となるのは、本人が意識して「事」を掴みに行った時に積むもの自分は思っている。
ある箱の中に入れとけば経験すると言うのは何か違和感を感じる。
箱の中を自ら認識して入っていることで箱の中に何も無くても、それを経験したことにはなる。
箱の中に何かあっても、自ら認識しなければ経験したことにはならないと考える。

しかし、認識したかどうかは人それぞれなので、いつ認識したかも分からない。
これが成長と捉える難しいときであると自分は思っている。

つまり、箱の中に入り続けることで、何かあるかないかを認識するまで待つことで、その時に初めて経験になる。
それが子供から大人になる時かもしれない。
それを自分も含めて指導者や教師、保護者、世の中は待てないのかもしれない。

経験をさせないとと言って色々と小さい頃から色々な箱に入れる。
自分も同じで、色々な箱を用意して、子供たちが自ら認識できるようにと工夫する。

まさに我慢である。
子供たちは認識する力が人それぞれなのである。
足が速い遅い、背が大きい小さいと同じで、認識ができるできないがある。

サッカーは出場人数が限られている。
そこに溢れたとしても悪いことではない。

箱の中を認識するまで慌てず待ち続けたいと思っている。

posted by メガネコーチ at 06:47| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年02月04日

自分以外を認める。レッテルを貼らない。

先週、娘とサンリオピューロランドに行ってきた。そこで、一人で来てる男達を見かけた。
人間は何を好きでも否定されることはないはずである。
しかし、いわゆる一般的やら、普通と言われるような人間は枠からはみ出ない。
これは良くも悪くも日本社会が作ってきた産物である。
若かれし時は自分も人と違う価値観や行動に「キモイ、痛い」など言ってた覚えがある。
しかし、大人になり感じるのは人それぞれ違うと言うこと。価値観も違うと言うこと。
この色々な価値観と言われる範囲が狭いから少人数だと痛いと言われる所以だと思った。
サッカーにおいても個性があまり無く、みんな似てきていて、個性を出しづらいのか全面に出せる選手がいない。これは僕ら指導者のせいでもあり、世の中社会のせいでもあると思う。
「人と違ってそれでいい」「オンリーワン」「個性を大事に」など、言ってるわりには、空気を読めとか、目立たないようになど、周りの目ばかり気にするような行動を求めがちである。
結果何が起きてるのかと思うと、自分の意見を出しづらい世の中になり、自分の意見を持つために考えるのもアホくさくなり、全ての行動を社会や力を持つ親の言うことを聞くことになる。それが今の世の中を作り上げた結果、何か問題あれば行政のせいにして、政治家も問題に声を上げてる人の意見を支持率の為に聞く。
選挙期間に若い子の選挙率が低いとか、何か求めるのであれば、子供の時から自分で考えさせる訓練をして、意見を持たせて、出来たらディベートしたり、対話して、自分で考えさせる機会をもっと持たせないと何が良くて何が良くないのか、何が好きで何が嫌いなのか、その自分では合わないものを排除するのではなく、合わないものは自分と違うと認め、でも社会は一緒に動くのだから共存できるように自分はどう行動取るのかを問い続けたら、世間の目を気にする人生と自分がやりたいことを思い切ってやる人生のどちらが幸せか一目瞭然である。
そうは言っても日本人は協調性があるから社会が上手く回っていることもあるのでワザワザはみ出す必要もないが、子供の頃に世の中には色々な人がいることを教えて、感じさせて、親の意見を言う前に、「あなたはどう感じる?」と考えさせるきっかけを問い続けたらジェンダーやLGBTのことについても当たり前と思えるようになっていくのでないかと思う。
子供は保護者の思考や行動を一番近くで見ている。あなた達の価値観が人生の正解でもないとするなら、「人生とは?生きるとは?」と小さいうちから一緒に考えることが自立していくことなのではないかと感じた1日であった。

テレビから一方通行の情報が全ての価値観や考え方なのか?コーチが言ってることが全て正解なのか?親の言うことが全て正解なのか?そんなことに疑問を持てる選手が未来に必要と考える。言うことを聞かせるのでなく、どう一緒に考えるのかをもっと大事にしたい
posted by メガネコーチ at 23:18| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年01月19日

幸せのカテゴリー

背伸びは時として行うといいが、背伸びし続けると疲れるよ!

毎度の前提であるが、
誰のために生きてるのか。
誰のためにスポーツをするのか。
誰のためにサッカーをしているのか。

結果はあくまでその瞬間の結果でしかない。
相手が優れていて、自分は劣っていたというだけ。
親やコーチのエゴでの結果は何にも意味をなさない。
勝った、負けたの結果を経て自分はどうなりたいのかを問い続けるだけ。

烏天狗は学年でチームを分けない時がある。
その時に選手に獲得してほしいことから逆算しての環境づくりに心がけている。
年下とも試合をする。
「自分の学年」に固執した考えが間違っていると思う。
自分の出来るスピード感で行うことで得れることがめちゃくちゃ多い。
背伸びした環境も時に必要とも思うが背伸びし続けると必死になっているだけで終わってしないか?と問いたい選手がいる。
サッカーは頑張るももちろん必要。
ただ、頑張ることが目的になり、何を頑張ったら良いのかを整理してもらっているかな?
整理したことを確認するには自分の出来るスピード感が一番分かりやすい。

インプットしてアウトプットしたいからである。
そのためには年齢、学年は関係ない。
スピード感が遅くともアウトプット出来ることが確認取れたら、あとは自分でそのスピードを上げていけばいい。
何を頑張れば良いのかわかった時、人は夢中になる。

小学生の時は特にやらないといけない時期と考える。
しっかりとインプットとアウトプットを繰り返し行って成長していこう。
A、Bとかトップチームとか意識して負けたくない!と思うのは大事。
しかし、今のカテゴリーだからダメと言うことではない。
そもそもスポーツはゲーム性を楽しむために行なっているのだから。
posted by メガネコーチ at 14:38| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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